資金調達にお悩みなら比較!ファクタリング0ナビ

ファクタリング0ナビ

ベンチャー企業の資金調達は融資だけではない!多様な資金調達方法について網羅的に解説します!

2026年1月20日

ベンチャー企業はうまく時流の波に乗れば、今後大きな規模の会社になります。しかし、まだ業績があまりないので、従来の銀行融資の場合「返済余力がない」「実績がない」と言われて、審査では厳しくなってしまいます。

資金調達したい場合、まず思い浮かぶのが銀行融資ですが。ベンチャー企業ならではの新しい資金調達方法も存在します。

将来についてのビジョンが明確で、しっかりした事業計画がある場合、融資以外に採れるベンチャー企業の資金調達選択肢はとても多いのです。

今回はベンチャー企業の資金調達についてさまざまなものがあるのだと気づいていただければと存じます。場合によって資金調達方法を使い分けて、ぜひ自社をどんどん伸ばしていきましょう。

ベンチャー企業の定義を改めて確認

ベンチャー企業の資金調達について説明する前に、そもそもベンチャー企業とはどのようなものかチェックしておきましょう。だいたいイメージは湧きますが、しっかり押さえておきましょう。

ベンチャー企業とは、革新的な技術やビジネスモデルを基盤に、新たな市場を切り拓きながら急成長を目指す新興企業のことを指します。

明確な定義はないものの、一般的には成長段階にある小規模から中規模の企業で、「冒険(Venture)」の名の通り、従来にない分野や仕組みに挑戦する姿勢が特徴です。IT・Web業界に限らず、製造業やサービス業など幅広い分野に存在し、独自性の高い商品やサービスを武器に事業を展開します。

組織は少数精鋭で、意思決定が速く、社員一人ひとりの裁量が大きい点も特徴の一つです。また、急成長を目指す性質上、ベンチャーキャピタルからの出資を受けたり、将来的な株式公開(IPO)を視野に入れたりするケースも多く、成長性と同時に挑戦的な経営スタイルを持つ企業といえます。

「ベンチャー企業」と「スタートアップ(企業)」は似た意味で使われることが多いものの、厳密にはニュアンスに違いがあります。スタートアップは主にIT分野などを中心に、まだ確立されていないビジネスモデルをゼロから生み出し、社会や市場の構造を大きく変えるような破壊的イノベーションを目指す企業を指す場合が多いのが特徴です。

一方、ベンチャー企業はより広い概念で、「新規性」や「成長性」を重視しながら事業を育てていく企業を意味します。必ずしもまったく新しい技術である必要はなく、既存の技術や仕組みを応用して新たな価値を生み出すケースも含まれます。日本ではこの二つの言葉が明確に区別されず、ほぼ同義として使われることも多いのが実情です。

ベンチャー企業が採用できる多種多様な資金調達方法を紹介

ベンチャー企業が採用できる資金調達方法は銀行融資だけではありません。現在、一般的に知られている資金調達方法について、すべて利用できます。

     内容 資金調達方法の選択肢
アセットファイナンス 自社の資産を現金化する ①不動産売却
②知的財産権(特許、商標、著作権等)売却
③独占販売権、営業権などの無形資産の売却
④ファクタリング
⑤でんさい(電子記録債権)譲渡
⑥動産売却
⑦セールアンドリースバック
デットファイナンス 「借入金融」お金を借りる、返済義務あり ⑧銀行融資(無担保、無保証人)
⑨自治体等の公的融資(無担保、無保証人)
⑩不動産担保融資
⑪消費者金融、ビジネスローン
⑫手形割引
⑬社債、私募債発行
⑭ABL(動産・売掛金担保融資)
エクイティファイナンス 他社、第3者から出資を受ける、返済義務なし ⑮新株発行公募
⑯IPO(新規公開株)による資金調達
⑰株主配当増資
⑱第三者配当増資
⑲クラウドファンディング
⑳ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家
その他の資金調達方法 返済不要の公的資金を受け取る ㉑補助金(行政機関が支出)
㉒助成金(主に厚生労働省が支出)

手形については早い時期にビジネスの場から姿を消しそうですが、それ以外の資金調達方法については該当し条件を満たすものがあれば、ベンチャー企業の資金調達方法としてご利用いただけます。

ベンチャー企業は、一般企業と比べて、新規性、新奇性があり、外部の篤志家からお金を得やすい環境になっています。

ネット上でも、プレゼンをして有名企業から直接お金を融資or投資してもらう番組が人気です(プレゼンがダメな場合、容赦なく「わからせられる」)。

ベンチャー企業が資金調達方法として活用したいアセットファイナンス

上で挙げた「アセットファイナンス」「デットファイナンス」「エクイティファイナンス」のうちベンチャー企業と相性が良いものをここでは説明していきます。

まずアセットファイナンスです。アセットファイナンスは会社の資産や財産(権利)を売却してお金に換える資金調達方法です。

ベンチャー企業には不動産や知的財産権はまだ少ないでしょうから、実際に資金調達方法として使えそうなのは「ファクタリング」になります。

ファクタリングは売掛債権(売掛金)の譲渡であり、掛売をしていれば発生する債権を、本来の期日前に売却して現金に換える資金調達方法になります。

その他「でんさい(電子記録債権)」も比較的ベンチャー企業と相性が良い資金調達方法になります。従来の手形取引を電子記録債権に移行したいのが政府の意向とされています。

「セールアンドリースバック」とは事務所を売って、その事務所に賃貸として借りる手法です。一時的に資金調達可能ですが、レンタル料を払い続けるくらいなら買戻すことも考えられます。少なくとも開業したばかりのベンチャー企業とはあまり関係ない資金調達方法になるでしょう。

ベンチャー企業が資金調達方法として活用したいデットファイナンス

資金調達の原則、中心はベンチャー企業であっても銀行融資です。銀行融資を含めた「デットファイナンス」も当然資金調達方法の有力な選択肢になります。

デットファイナンスとは、銀行などの金融機関から資金を借り入れることで事業資金を確保する調達方法を指します。

一般的に融資による資金調達では、民間の金融機関との取引が想定されますが、創業間もないベンチャー企業の場合、実績や信用力が十分でないため、担保や保証を伴わないプロパー融資を受けるのは容易ではありません。「創業融資」の枠組みで「自己資金」と「事業計画書」を求められることもあり、希望額の応需が難しい場合もあります。

そのようなケースでは、公的融資制度の活用が有効です。具体的には、日本政策金融公庫からの融資、信用保証協会の保証を付けた金融機関からの借入、または地方自治体が提供する制度融資などが挙げられます。

これらを利用することで、民間融資に比べて審査が緩くなり、開業してあまり時間が経っていなくても、ベンチャー企業の資金調達のハードルを下げられる可能性があります。

ただし、デットファイナンスは融資を受けた場合「負債」として計上しなければなりません。負債には返済義務があり、返済が滞ると「信用情報」にその旨書かれます。

また負債が多い企業の評価は低くなります。借金まみれの企業の評価が上がることはありません。

一般的な資金調達方法であるデットファイナンス(融資)ですが、相応のデメリットがあり、頼りすぎると自分たちの首を絞めてしまいます。せっかく波に乗っているベンチャー企業ならば、デットファイナンス以外の資金調達方法も併用してお金を集められます。

ベンチャー企業と相性が良いのが次の「エクイティファイナンス」になります。

ベンチャー企業が資金調達方法として活用したいエクイティファイナンス

ベンチャー企業として積極的に利用したいのが「エクイティファイナンス」です。第3者から出資を受けるこの資金調達方法は、将来事業に見込みがあるからリターンを期待して投資を受けるものになります。

安定している民間企業よりも、右肩上がりで成長が期待できるベンチャー企業と相性が良い資金調達方法になります。

ベンチャー企業が利用できる代表的なエクイティファイナンスを紹介します。

クラウドファンディング

ベンチャー企業にとってクラウドファンディングは、資金調達と同時に市場の反応を確認できる有効な手段の一つです。インターネット上の専用プラットフォーム(クラウドファンディングサイト)を通じて、多くの個人から少額ずつ資金を募る仕組みで、事業内容や商品・サービスの魅力を発信しながら支援者を集めます。

クラウドファンディングには、支援へのリターンとして商品やサービスを提供する「購入型」、金銭的な見返りを求めない「寄付型」、投資としてリターンを得る「投資型」などの種類があります。特にベンチャー企業にとっては、資金調達と同時に認知度向上やマーケティング効果が期待できる点が大きなメリットです。

一方で、目標金額に達しなければ資金を受け取れないケースや、企画内容・広報力によって成否が左右されやすい点には注意が必要です。十分な準備と明確な事業ビジョンを示すことが、成功の鍵となります。

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタル(VC)は、成長性の高いベンチャー企業に対して出資を行う投資会社や投資ファンドのことを指します。主に株式を取得する形で資金を提供し、企業価値が高まった段階で株式を売却することで利益を得る仕組みです。そのため、将来的な上場(IPO)やM&Aを見据えた成長戦略や事業計画が求められます。

ベンチャーキャピタルからの資金調達は、返済義務がない点が大きな特徴で、まとまった資金を確保できる可能性があります。また、資金提供だけでなく、経営ノウハウの提供や人材紹介、事業提携の支援など、経営面でのサポートを受けられる点もメリットです。

一方で、株式を譲渡するため経営の自由度が下がる場合があり、事業の成長スピードや成果に対して高い期待が求められます。当然株式を取得された場合、経営へ介入されるリスクについても考えてください。

中長期的な成長戦略、事業戦略を明確に描いたうえで活用することが重要な資金調達方法といえるでしょう。

エンジェル投資家

エンジェル投資家とは、創業初期や事業立ち上げ段階にあるベンチャー企業に対して、個人の資金を投じる投資家のことを指します。ベンチャーキャピタルよりもより創業期の資金調達に役立ちます。

多くの場合、起業経験者や経営の知見を持つ個人が支援者となり、資金提供だけでなく、経営アドバイスや人脈の紹介など、実務面でのサポートを行う点が特徴です。

YouTubeにある創業者支援番組に出ている経営者なども、ある意味エンジェル投資家だと言えるでしょう。

エンジェル投資家からの出資は、銀行融資のような返済義務がなく、ベンチャーキャピタルよりも比較的柔軟な条件で資金調達できるケースが多いとされています。そのため、事業アイデアや将来性、やる気、熱意を評価してもらえれば、創業間もない段階でも資金を得られる可能性があります。さまざまな資金調達方法の中でも、最も「定性的要素」を考慮してもらえるのがエンジェル投資家と言えるでしょう。

一方で、出資を受ける以上、株式の一部を譲渡することになり、経営への関与が生じる場合もあります。信頼関係を築き、ビジョンを共有できる投資家を選ぶことが、長期的な成長につながる重要なポイントとなります。

ベンチャー企業が資金調達方法として活用したいその他の資金調達方法

資金調達方法は「アセットファイナンス」「デットファイナンス」「エクイティファイナンス」の3種類に大別されますが、それ以外の資金調達方法についてもベンチャー企業は利用できます。具体的には補助金や助成金です。

補助金とは、国や自治体、商工会議所、各種財団などが実施している公的支援制度で、助成金は厚生労働省管轄の公的資金です。

これらを資金調達方法として活用し、事業に必要な資金を確保する方法です。原則として返済の必要がなく、利息や手数料といった負担も発生しない点が大きなメリットといえます。一方で、審査や条件が厳しく、必ずしも希望どおりの金額を受け取れるとは限らないなど、資金確保の確実性が低い点には注意が必要です。

また補助金も助成金も原則「後払い」です。申請した事業を実施して、その後報告書を出し、その審査にパスしてようやく返済不要の資金が入金されます。

つまり、事業実施時は自己資金、自腹、他の資金調達方法で集めたお金を使わなければなりません。「今手元にお金がないから補助金、助成金」という方法はできないのでご注意ください。

それぞれの資金調達方法に向いている資金使途

以上、ベンチャー企業が活用できる資金調達方法「アセットファイナンス」「デットファイナンス」「エクイティファイナンス」について解説しました。

銀行融資(デットファイナンス)以外にも多様な資金調達方法を選択できるのがベンチャー企業の強みですが、すべての場面でエクイティファイナンスによって資金調達すれば良いと言うわけでもありません。

それぞれの資金調達方法に向いた場面、資金使途を考えてみましょう。

アセットファイナンスに向いているのは一時的な運転資金不足

アセットファイナンスは資産を売却してお金に換えます。突発的な支払いが発生したものの、銀行融資を受ける時間がない、あるいは審査が通りにくい場合には、アセットファイナンスの活用が選択肢となります。アセットファイナンスとは、売掛債権(売掛金)の売却によるファクタリングをはじめ、不動産や事業そのものを資産として現金化する資金調達方法の総称です。最短即日数時間で資金調達可能です。

この方法は、保有している資産の価値に応じて資金を得る仕組みであるため、必ずしも誰でも利用できるわけではありません。資産内容によっては希望額を確保できない場合もありますが、借入とは異なり返済義務が発生しない点が特徴です。その一方で、売却に伴う手数料がかかる点や、条件によってはコストが高くなる点には注意が必要です。

売却先との調整がスムーズに進めば、短期間で現金化できるというスピード面のメリットもあります。

ただし、創業して間もないベンチャー企業の場合は、そもそも売却できる資産が少なく、調達できる金額に限りが出やすいという課題もあります。急な資金需要に対して銀行融資が間に合わない場合には、迅速に資金を確保できる手段としてアセットファイナンスが有効な選択肢となります。

不動産や知的財産権がなくても、売掛債権(売掛金)があればファクタリングを利用できます。まずファクタリングの利用を考えてみてください。

デットファイナンスに向いているのは事業継続、既存事業のための資金調達

銀行融資を含むデットファイナンスですが、既存の事業継続のための資金調達方法になります。

売上の入金までに資金が不足する場合や、事業を安定して継続するための運転資金を確保したい場合には、デットファイナンスが適した手段といえます。すでに一定の実績がある事業への追加投資を行う際にも活用されることが多い資金調達方法です。

デットファイナンスは金融機関からの借入を中心とした資金調達方法で、返済義務はあるものの、金利は比較的低く抑えられています。一方で、審査には時間がかかり、売上や利益などの実績が求められる点には注意が必要です。ただし、株式を渡す必要がないため、経営に対する外部からの干渉を受けにくく、安定的に資金を確保できるという利点があります。

既存事業が好調ならば、決算書にもしっかりそのことが反映されているはずで、決して難しい資金調達ではありません。

こうした特徴から、デットファイナンスは継続事業の資金繰りの補填や、既存事業を拡大するための投資資金を確保したい場合に向いている調達方法といえるでしょう。

エクイティファイナンスに向いているのは新規事業立ち上げ

最後がエクイティファイナンスです。新規事業の立ち上げなど、将来的な成長を見据えてまとまった資金が必要な場合には、エクイティファイナンスが有力な選択肢となります。エクイティファイナンスとは、投資家から出資を受ける資金調達方法で、運転資金の補填というよりも、事業拡大や新規分野への投資を目的としたケースに向いています。

この方法の大きな特徴は、事業がまだ軌道に乗っていなくても、将来性やビジネスモデルが評価されれば多額の資金を調達できる可能性がある点です。借入とは異なり返済義務や利息の支払いがなく、資金繰りへの直接的な負担が生じない点もメリットといえるでしょう。

一方で、出資を受ける以上は株式を提供することになるため(クラウドファンディングは除く)、経営に対して投資家の意見が反映されやすくなり、意思決定の自由度が下がる可能性もあります。また、投資家を納得させるだけの事業計画や成長ストーリー(ナラティブ)を用意する必要があり、資金調達までに一定の時間を要する点も理解しておく必要があります。

エンジェル投資家やベンチャーキャピタルからの出資は、売上や利益がまだ十分でない段階でも挑戦できる点が魅力ですが、その反面、事業の将来性を継続的に示し続ける責任も伴います。とてもしんどいかもしれません。

ただし、投資家から経営面の助言を受けたり、人脈を紹介してもらえたりするなど、成長を後押ししてもらえる側面もあり、捉え方次第では大きなメリットにもなります。

このような特徴から、エクイティファイナンスは、先行投資が必要で収益化までに時間がかかる新規事業や、大きな成長を目指すベンチャー企業に適した資金調達手法といえるでしょう。

ベンチャー企業でも急な資金調達の場面アリ!ファクタリングを活用して乗り切ろう

資金使途によって向いている資金調達方法が変わります。しかし、いくら注意していても急な資金調達需要は発生します。

その際役立つのはすぐに換金できるアセットファイナンスです。不動産や知的財産権を売るのはベンチャー企業にとって現実的ではありませんので、ファクタリングの活用をおすすめします。

ファクタリングならば、掛売している取引先があれば問題なく利用できます。少額の運転資金、新しい仕事を請けるための資金として活用できるため、ベンチャー企業の資金調達のための選択肢として知っておいて損はないです。

そうした各ファクタリング会社をまとめた「ファクタリング0ナビ」をぜひ有効活用して、ベンチャー企業の業績を伸ばしていってください。

logo
ファクタリング0ナビ 制作・監修チーム
貸金業取扱主任者の有資格者やノンバンクの勤務経験を持つ金融のプロフェッショナルを中心に結成されたチームです。
実際にファクタリングサービスの立ち上げに携わったメンバーも在籍。
実質の手数料や審査通過のリアルを徹底的に追求し、お客さまの資金調達をナビします。
to top