ファクタリングは売掛先が超重要!売掛金基準の審査を徹底解説
2026年2月2日
ファクタリングに関する疑問として、特に多いのが審査に関することです。
「ファクタリングは審査に通りやすいって本当?」
「ファクタリングの審査に落ちたけど、なんでだろう?」
「手数料がなかなか安くならず、資金繰りの負担が重い…」
様々な理由が考えられますが、まず見直したいのが売掛先の選び方。
ファクタリングの審査は売掛先が基準となるため、売掛先次第で審査結果が大きく変わるのです。
この記事では、ファクタリングの審査と売掛先の影響について、売掛先の選び方も含めて詳しく解説します。
ファクタリングとは?
新しい資金調達方法として、急速に広がるファクタリング。
ファクタリングが支持される理由はたくさんありますが、中でも調達のしやすさは大きなメリットです。
ファクタリングは、自社ではなく他社(売掛先)を基準に審査するという点で、他の資金調達方法とは大きく異なります。
この特徴を理解するために、ファクタリングの基本を押さえていきましょう。
ファクタリングの定義
近年、ファクタリング市場は急速に拡大しています。
大企業の参入が相次ぎ、ファクタリングを導入する会社も急増。
とはいえ、融資などの資金調達方法に比べるとまだまだマイナーですから、ファクタリングの定義を知らない人もいることでしょう。
金融庁は、ファクタリングを以下のように定義しています。
一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス(事業者の資金調達の一手段)であり、法的には債権の売買(債権譲渡)契約です。
出典:出典:金融庁「ファクタリングに関する注意喚起」
つまりファクタリングは、売掛金を早期資金化する資金調達方法です。
売掛金は信用取引によって発生する金銭債権。
支払期日を待てば売掛先から代金を受け取ることができますが、それまでは現金が入ってこない中で資金繰りを回さなければなりません。
それが資金繰り負担になり、資金ショート、延いては黒字倒産の引き金にもなります。
ファクタリングで売掛金を早期資金化すれば、この問題は解消できます。
そこにファクタリングの大きなメリットがあるわけです。
ファクタリング会社は、買い取った売掛金を支払期日に回収します。
もちろん、支払人は売掛先です。
ファクタリング会社にとって、売掛先は利益の源泉ともいえる存在。
定義から考えると、ファクタリングの審査が売掛先を重視する理由もみえてくるはずです。
ファクタリングの法的根拠
ファクタリングの安全性や合法性に疑いを抱く人もいます。
金融庁が上記のように定義していること、政府がファクタリングの活用を推奨していること、また大企業の参入が相次いでいることなど、客観的な事実からみて、ファクタリングの安全性や合法性に疑いはありません。
一方で、悪質業者が問題視されていることも事実。
現在、ファクタリングに関する法整備が不十分なため、悪質業者が紛れ込みやすい状況にあり、実際に被害も発生しています。
これに加えて、「売掛金で資金調達」「売掛先を審査」といった、他の資金調達方法にはない特徴があります。
よくわからない、なんだか違和感がある、怪しい、悪質業者も存在…
このように考え、敬遠するのも無理はないでしょう。
しかしながら、ファクタリングは合法であり、法的根拠も明確です。
ファクタリングの法的根拠は、金融庁の定義する「ファクタリングは債権譲渡」という点にあります。
以下の通り、債権譲渡は法律で明らかに認められているのです。
(債権の譲渡性)
第四百六十六条 債権は、譲り渡すことができる。ただし、その性質がこれを許さないときは、この限りでない。
2 当事者が債権の譲渡を禁止し、又は制限する旨の意思表示をしたときであっても、債権の譲渡は、その効力を妨げられない。
出典:出典:e-Gov法令検索「第四節 債権の譲渡」
この条文に当てはめるならば、ファクタリングが合法であることは明白です。
売掛金は、ファクタリング会社に譲り渡すことができ、その対価として現金(売掛金の買取代金)を授受することは違法ではありません。
売掛先が売掛金の譲渡を禁止・制限している場合にも、ファクタリングは法的に可能です。
売掛先を審査するか、利用会社を審査するか、といったことは、合法・違法に何ら影響しないのです。
ファクタリングが売掛金の早期資金化であること、法的には債権譲渡であり合法であること、そして売掛先を基準に審査すること。
まずはこの三つを覚えてください。
ファクタリングの審査は売掛先を重視
なぜ、ファクタリングの審査は売掛先を重視するのでしょうか。
その理由は、ファクタリングのビジネスモデルを考えるとよくわかります。
ファクタリングは売掛金の早期資金化です。
もっとも、ファクタリングする売掛金は、支払期日前であること、そして請求内容が確定していることが前提となります。
ファクタリング会社は、ファクタリングの利用会社(以下、利用会社)から売掛金を買い取ります。
額面金額よりも安く買い取り、支払期日に売掛先から満額回収することで利益を得るのがファクタリングというビジネスです。
もし支払期日を過ぎていれば、その売掛金はすでに不良債権化しています。
売掛先に何らかのトラブルが生じていることは間違いなく、「売掛先から満額回収」することは困難です。
不良債権の処理は債権回収会社に依頼するもので、ファクタリングには使えません。
次に重要なのが、売掛金が確定していること。
自社が売掛先に商品を納品するだけでは、売掛金は確定しません。
納品物に問題がなく、自社の請求書を売掛先が受理して、初めて請求内容が確定します。
この「請求内容が確定している売掛金」を確定債権といい、ファクタリングに用いるのも確定債権です。
請求内容が確定してこそ、支払人(売掛先)や請求額も明らかとなり、ファクタリング会社は確定情報をもとに審査できます。
具体的には、売掛先の支払い能力から回収不能リスクを測定し、請求額から採算を見積もることで、買い取りの可否と条件を判断しています。
売掛先に支払い能力がなければ、ファクタリングの審査に通るのは困難です。
売掛金の支払期日があまりにも遠い場合、売掛先の経営が急変するリスクが高まるため、ファクタリングの審査には不都合です。
売掛金の額面金額に問題があっても、やはり審査に落ちるでしょう。
ファクタリングにおいて、利益の源泉はあくまでも売掛先です。
だからこそ、ファクタリングの審査では売掛先を重視します。
ファクタリング方式と売掛先の審査
ファクタリングの審査で売掛先を重視するについて、ファクタリングの方式も大きく影響します。
一口に売掛金の買い取り・売掛先基準の審査といっても、その方式はいくつかあります。
売掛先の関与によって大別すると、2社間ファクタリングと3社間ファクタリング。
そして、2社間ファクタリングをオンライン化したオンラインファクタリングも徐々に普及してきました。
これら三つの方式と、売掛先の関与をまとめると以下の通りです。
- 2社間ファクタリング:利用会社とファクタリング会社の2社間で取引する方式。売掛先は関与しない。
- オンラインファクタリング:2社間ファクタリングの取引を全てオンラインで行う方式。売掛先は関与しない。
- 3社間ファクタリング:利用会社、ファクタリング会社、売掛先の3社間で取引する方式。売掛先が必ず関与する。
方式別に、少し詳しくみておきましょう。
2社間ファクタリングの売掛先の関与と審査
2社間ファクタリングは、売掛先が関与しません。
方式を問わず、ファクタリングの流れは「申し込み→書類提出→審査→契約→入金」という流れが一般的です。
この流れに売掛先が全く関与しないのが2社間ファクタリングの特徴です。
ファクタリング会社は、売掛金について売掛先に問い合わせることができません。
あくまでも、利用会社が提供する情報だけで、売掛先を審査する必要があります。
それだけに、売掛先を基準に審査するとはいえ、利用会社の信用もいくらか影響します。
利用会社による詐欺が発生するのも、大抵は2社間ファクタリングです。
売掛先そのものや取引が実在しない売掛金をファクタリングする「架空債権詐欺」がその代表です。
また、利用会社による使い込みのリスクもあります。
2社間ファクタリングの場合、売掛先はファクタリングの利用(債権者がファクタリング会社に変わったこと)を知りません。
したがって、支払期日になると、売掛先は利用会社に直接振り込みます。
ファクタリング会社は、債権者でありながら、債務者(売掛先)から直接回収できないのです。
回収の流れは「売掛先→利用会社→ファクタリング会社」となり、利用会社が一旦代金を預かることは、ファクタリング会社にとってリスクになります。
利用会社がファクタリング会社に支払わず、使い込んでしまうこともあり得るのです。
以上のようなリスクを織り込み、2社間ファクタリングは手数料が高くなる傾向があります。
その反面、売掛先が関与しないことから、簡単な手続きでスピーディに調達できるのがメリットです。
このほか、売掛先に知られずファクタリングでき、譲渡制限や信用リスクの問題も回避できます。
オンラインファクタリングの売掛先の関与と審査
オンラインファクタリングは、2社間ファクタリングのオンライン版と考えてください。
2社間ファクタリングの手続きについて、一部ではなく全部をオンラインで行います。
したがって、売掛先は一切関与しません。
売掛先が関与しないものの、手数料を安く抑えているのがオンラインファクタリングの利点です。
オンラインファクタリングも、売掛先が関与しないという点では、架空債権や使い込みのリスクがあります。
また、売掛先に請求内容を照会できず、利用会社の情報だけが頼りです。
それでも、オンラインの活用による手続きの効率化、AIによる審査、クラウド契約、債権譲渡登記不要などにより、手数料を抑えています。
もちろん、売掛先にファクタリングの利用を知られることもありません。
ただし、オンラインファクタリングは一部の業者のみが取り扱っており、選択肢が少なく、自社に最適な業者が見つからないこともあります。
3社間ファクタリングの売掛先の関与と審査
3社間ファクタリングは、売掛先が必ず関与する方式です。
売掛先の同意がなければファクタリングはできません。
まず、利用前に売掛先の内諾を求められるのが一般的です。
売掛先の内諾を得られない状況では、最終的に契約には至らず、手続きは頓挫するでしょう。
それを避けるためにも、事前の内諾が必要となります。
売掛先の協力を得られるかどうかにかかっており、審査以前の問題でつまずくケースも多いです。
手続きはやや煩雑となり、資金調達スピードも他の方式に劣ります。
ただし、手数料は安いです。
ファクタリング会社は売掛先と直接やり取りできるため、売掛先・売掛金の実在は明らかです。
また、3社間ファクタリングの手続きでは、債権譲渡通知・承諾が必須となります。
このとき、売掛先は「売掛金をファクタリング会社に譲渡すること」だけでなく、「支払期日にファクタリング会社に直接支払うこと」も承諾しています。
したがって、売掛金回収の流れは「売掛先→ファクタリング会社」となり、利用会社による使い込みのリスクは皆無です。
2社間ファクタリングのように「最短即日」といったスピード調達にも軸を置いていませんから、それなりに時間をかけて審査することもできます。
審査の基準である売掛先の関与、売掛先の綿密な審査により、手数料が安くなるのです。
ファクタリングの活用において、手数料はカギとなります。
資金繰りに余裕があり、売掛先がファクタリングに好意的であれば、3社間ファクタリングも積極的に検討したいところです。
売掛先はどのように審査される?
ここまで解説した通り、ファクタリングの審査では売掛先が重視されます。
では、売掛先はどのように重視され、審査に影響するのでしょうか。
ここからは、売掛先の審査について具体的にみていきましょう。
売掛先の実在を審査
ファクタリングの審査において、ファクタリング会社が最も重視するのは「売掛先が実在するか」ということ。
売掛先が実在しなければ、売掛金も存在しません。
実在していない売掛先に支払い能力はなく、買い取っても回収できる確率はゼロです。
このような詐欺被害を避けるためにも、売掛先の実在を確かめる必要があります。
ファクタリングの審査書類は、売掛先の実在と現状の両方を確認するためのものです。
例えば、ファクタリングの審査では以下の書類を求められます。
- 直近数ヶ月分の入金確認書類(入金通帳・当座通帳・当座照合表など)
- 成因資料(請求書・発注書・納品書など)
- 売掛先との売買契約書
これらの書類から、売掛先の実在を把握できます。
利用会社の口座に実際に入金があれば、売掛先は実在している可能性が高いです。
売掛先との売買契約書を確認することで、売掛先の実在をさらに裏付けることができます。
そこへ成因資料を照合し、入金履歴や契約内容と合致すれば、売掛先が実在していることはほぼ間違いないでしょう。
逆に、審査書類から売掛先の実在を把握できなければ、その時点で審査に落ちます。
売掛先の信用力を審査
売掛先が実在しているだけでは、ファクタリングは成立しません。
実在していることは確かでも、その売掛先に信用がなければ審査に落ちます。
ここでいう「売掛先の信用」とは、「売掛先が支払期日に間違いなく支払ってくれる」という信用です。
すでに述べた通り、ファクタリング会社にとって売掛先は利益の源泉です。
売掛先の経営に問題があれば、支払期日通りに売掛金を回収できない恐れがあります。
回収するまでに売掛先の経営が破綻し、売掛金が全額回収不能に陥ることも。
回収不能リスクは、ファクタリング会社にとって主要なリスクのひとつです。
というのも、ファクタリングは原則的に「償還請求権なし」で契約します。
ファクタリング後、売掛先の経営悪化などにより、売掛金が回収できなくなる可能性があります。
その場合、償還請求権がなければ、ファクタリング会社は利用会社に買い戻しを求めることはできません。
回収不能による損失は全てファクタリング会社の負担です。
ファクタリング会社にとって、売掛先の信用は、「利益の確保」と「損失の回避」の双方にかかわります。
これにより、信用力が高い売掛先ほどファクタリングの審査に有利、信用力が低い売掛先ほどファクタリングの審査に不利という差が生じるのです。
わかりやすいのが、大企業や公的機関です。
売掛先が大企業の場合、支払い能力は安定しているでしょう。
上場企業ならば、社会的な信用もあります。
不当に支払いを遅らせたり、短期間のうちに「経営悪化→倒産→回収不能」となることも考えにくいです。
公的機関は法律と制度に基づき運用されているため、信用力には申し分ありません。
制度が破綻しない限り回収不能リスクはほぼゼロですから、ファクタリング会社は安心して買い取ることができます。
実際に、国保・社保を売掛先とする診療報酬債権は、売掛先の実在が明らかであり、信用にも優れています。
売掛先の内容に問題がなければ、審査に落ちることはほとんどありません。
逆に、支払い能力に問題がある売掛先は、信用力が低いために審査に落ちるでしょう。
以上のように、売掛先の信用力は、ファクタリングの重要な審査項目となっています。
利用会社と売掛先の取引歴を審査
では、売掛先の支払い能力はどのように把握するのでしょうか。
売掛先が大企業や公的機関ならば、支払い能力が高いことは明らかです。
しかし、売掛先が無名の中小企業の場合、売掛先の看板や規模によって支払い能力・信用を把握することは不可能です。
そこで重要となるのが、利用会社と売掛先の取引歴。
ファクタリング会社は、取引の期間や直近の入金状況によって、売掛先の支払い能力を把握します。
ファクタリングの審査書類に、売買契約書や入金確認書類が含まれるのは、取引歴を把握するためです。
売買契約書を確認することで、利用会社と売掛先がどのような契約を結び、どのように取引を継続してきたかがわかります。
長期にわたって取引を続けている場合、売掛先が「長期にわたって支払いを継続してきた」ということがわかり、支払い能力と信用の高さを裏付けます。
ただし、過去の長期にわたって支払いが安定していても、最近になって売掛先の経営が悪化し、支払い能力が低下しているかもしれません。
最近の支払い能力は、直近数ヶ月分の入金履歴をみればわかります。
例えば、過去6ヶ月間にわたり、支払期日(契約書に記載されている期日)通りに支払われていれば、売掛先の支払い能力は健全なはずです。
回収不能リスクは低いと判断し、ファクタリング会社は安心して買い取ることができます。
売掛先が大企業や公的機関でなくとも、取引歴によって信用を示すことで、好条件でファクタリングできることも多いです。
逆に、取引歴が乏しい売掛先は、ファクタリングの審査に不利といえます。
例えば、新規取引の売掛先。
新規取引の売掛先は取引の期間が短く、支払い能力の安定性が不明です。
さらに、入金記録そのものが少なく、ファクタリング会社が求める「〇ヶ月分の入金記録」に満たないことも。
このような売掛先は、ファクタリング会社としても安心できず、リスクを高めに見積もるのが普通です。
以上のように、利用会社と売掛先の取引歴は、売掛先の支払い能力を正確に知るための審査項目となっています。
売掛先の属性を審査
ファクタリング会社は、売掛先の属性も審査します。
属性とは、売掛先は大企業か中小企業か、売掛先の業種は何か、売掛先の事業者区分は法人か個人事業主か、といったことです。
中でも、ファクタリングの審査に決定的ともいえる影響を与えるのが、売掛先の事業者区分。
売掛先が法人か個人事業主かによって、ファクタリングの審査はまるで変わってきます。
まず、ファクタリングの審査に通りやすいのは、法人の売掛先です。
ファクタリングは、法人向けの資金調達方法として誕生し、発展してきました。
当然ながら、日本のファクタリングも法人向けのサービスを基本としています。
売掛先が法人であれば、ファクタリングの審査に支障はないでしょう。
問題は、売掛先が個人事業主の場合です。
個人事業主との取引によって売掛先が発生した場合、ファクタリングの審査に通りにくくなります。
買取対象を法人の売掛金に限定しているファクタリング会社も少なくありません。
ファクタリング会社が個人事業主の売掛金を嫌うのは、売掛先の信用に問題があるためです。
個人事業主は、法人よりも開業が容易であり、社会的信用は低いです。
事業の実態が不透明であるほか、事業の資金繰りと個人の家計が一体となっており、支払い能力を把握しにくいことも問題といえます。
詐欺防止の観点から、そして回収不能リスクの問題により、個人事業主の売掛金は買い取りが難しいのです。
さらに、採算の問題もあります。
個人事業主は事業規模が小さく、取引も少額になることが多いです。
売掛先が個人事業主であれば、少額の売掛金をファクタリングすることになるでしょう。
この場合、ファクタリング会社は採算の点で問題が生じます。
売掛先が法人であれ、個人事業主であれ、ファクタリングの手続きは大して変わりません。
額面金額が大きい法人の売掛金も、額面金額が小さい個人事業主の売掛金も、同じコストをかけて買い取るのです。
事務コストが変わらなければ、額面金額が大きい売掛金を買い取ったほうが収益性は高いです。
したがって、ファクタリング会社は個人事業主の売掛金を敬遠します。
売掛先が個人事業主でも、受け付けてくれるファクタリング会社はあります。
しかし、審査に通りにくくなったり、条件が悪くなったりすることが多いです。
ファクタリングを利用する際には、売掛先の属性に注意しましょう。
支払サイトから売掛先を審査
売掛先の審査において、支払サイトも大切な項目です。
支払サイトとは、売掛先が代金を請求されてから、支払うまでの期間です。
ファクタリングの審査は、支払サイトが長い売掛金を嫌います。
というのも、支払サイトが長いほど売掛金の回収に時間がかかるためです。
これにより、ファクタリング会社には二つの問題が生じます。
ひとつは、ファクタリング会社自身の資金繰り負担。
利用会社は、支払期日前の売掛金をファクタリングすることで、売掛先の支払いを待たずに現金を得ることができます。
これによって売掛金の資金繰り負担を軽減できるわけですが、これはファクタリング会社が負担を肩代わりしているだけです。
高額の売掛金を買い取った場合、ファクタリング会社の資金繰り負担は非常に大きいです。
ファクタリング会社は、売掛金を回収した資金で新たに売掛金を買い取り、さらに回収し…ということを繰り返しています。
支払サイトが長い売掛金を買い取ってしまうと、この流れが滞り、事業効率の悪化につながります。
ファクタリング会社としては、なるべく支払サイトが短い売掛金を買い取り、回転率を上げたいのです。
このように、資金繰り負担や事業効率の観点から、支払サイトが長い売掛先は審査に悪影響となります。
もう一つは、回収不能リスクです。
支払サイトが長ければ、回収不能リスクは高まります。
例えば、支払サイトが1週間の売掛先と、支払サイトが2ヶ月の売掛先では、どちらが安全でしょうか。
当然、1週間の売掛先です。
売掛先を審査し、「回収不能リスクに問題なし」と判断してから、1週間以内に売掛先の経営が急変することは基本的にありません。
しかし、支払サイトが2ヶ月の場合、審査の時点では問題がなくとも、回収までに売掛先の経営が悪化し、回収不能に陥ることもあり得ます。
このため、ファクタリングの審査は売掛先の支払サイトをチェックするのです。
ファクタリング会社によっては、売掛先の支払サイトが長すぎる場合には、売掛金の買い取りを拒否することもあります。
拒否されずとも、審査に通りにくくなり、手数料も高くなるのが普通です。
売掛先を審査するファクタリングのメリット
上記のように、ファクタリングは売掛先を様々な点で審査します。
売掛先によって審査の結果が大きく変わり、審査に落ちたり、条件が悪化したりすることもあります。
このように考えると、売掛先を基準に審査することは、ファクタリングの欠点と考える人もいるでしょう。
しかしながら、これはファクタリングの大きなメリットです。
ファクタリングのメリットの多くは、売掛先を審査することに由来しています。
具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しくみていきましょう。
売掛先基準だから審査に通りやすい
審査に通りやすく、資金を調達しやすいことは、ファクタリングの代表的なメリットといえます。
売掛先を審査するからこそ、このメリットがあるのです。
融資は自社が基準
このことは、融資と比較するとよくわかります。
銀行にせよ貸金業者にせよ、審査は必ず「融資先」が基準です。
銀行融資の場合、事業の安定性や将来性を測るために、「売掛先はどこか(どのような相手と取引しているか)」を審査の材料にすることもあります。
しかし、審査における重要度は、売掛先よりも融資先のほうが圧倒的に高いです。
銀行は、貸し付けたお金に利息を加えて返済してもらいます。
金利は低く、貸したお金に対して得られる利息は微々たるものです。
ごく一部が貸し倒れになっただけでも、利息収入が全て吹き飛んだり、損失が上回ったりするため、貸倒れリスクを非常に嫌います。
したがって、銀行は融資先の経営内容、とりわけ返済力にこだわります。
返済力に問題があれば、売掛先の内容がどれだけ良くても決して融資しません。
銀行融資のハードルが高いのは、これが原因です。
ファクタリングは売掛先が基準
一方、ファクタリングの審査は売掛先が基準となります。
ファクタリング会社が買い取った売掛金を支払うのは、あくまでも売掛先です。
売掛先が支払えなければ、ファクタリング会社は利益を得ることができません。
ファクタリングは「償還請求権なし」のため、利用会社に買い戻しを請求できず、損失は全てファクタリング会社が負担します。
いくら利用会社の経営が良くても、売掛先の支払い能力が低ければ意味がないのです。
逆にいえば、経営が悪化している会社でも、売掛先次第でファクタリングの審査に通り、資金を調達できます。
このような会社は、おそらく銀行の融資審査に通りません。
ほとんどの場合、経営が悪化している会社は返済力も悪化しています。
赤字であれば返済力はゼロとみなされ、融資を受けることは困難です。
銀行融資だけではなく、ノンバンクのビジネスローンでさえ審査に落ちるかもしれません。
したがって、融資以外の方法で資金調達するほかなく、そこでファクタリングが役立ちます。
ファクタリングは、売掛先次第で審査に通るため、融資審査に通らない会社でも資金を調達できます。
連続赤字、債務超過、リスケ中といった、きわめて深刻な状況にある会社も、売掛先に問題がなければ審査に通るのです。
個人事業主でも調達しやすい
このメリットは、法人に限ったことではありません。
利用者が個人事業主の場合も、ファクタリングは審査に通りやすいです。
先ほど、ファクタリング会社は売掛先の属性を審査すると述べました。
売掛先が個人事業主であれば、ファクタリングの審査に悪影響になります。
しかし、利用者が個人事業主であることは、さして問題にはなりません。
個人事業主は調達希望額が小さく、採算の問題はあります。
信用の低さにより、融資審査に落ちやすいことも事実です。
とはいえ、これらの問題は売掛先の信用とは関係ありません。
利用者が個人事業主でも、売掛先が法人であり、信用に問題がなければファクタリング会社は売掛金を買い取ります。
売掛先を基準に審査するからこそ、ファクタリングは個人事業主の資金調達に役立つのです。
最近は個人事業主向けのファクタリングも増えています。
売掛先基準だから原則無担保・無保証
資金調達の際、ポイントになるのが担保・保証の有無。
ファクタリングは無担保・無保証で利用できます。
これも、売掛先を基準に審査するためです。
銀行が担保・保証を重視する理由
これも銀行融資と比較してみましょう。
銀行融資は、担保・保証が大きく影響します。
全くの無担保・無保証で融資を受けられる会社は、ごく一部の優良企業だけです。
約9割の会社は、担保・保証のいずれかによって融資を受けています。
銀行が担保・保証を重視するのは、貸倒れリスクを軽減・回避するためです。
万が一貸し倒れに陥った場合、担保・保証があれば貸倒れリスクを大幅に軽減できます。
これもやはり、融資先を基準に審査していることが原因です。
融資先の返済力に問題があっても、担保・保証をつけることで貸倒れリスクの備えになります。
売掛先の信用が高い、取引の条件が良好といったことは、何ら銀行の保全にはなりません。
保全のためには、何らかの形で担保・保証を取るのが一番です。
担保・保証の不足により、銀行融資を受けたくても受けられない会社は少なくありません。
ファクタリングは無担保・無保証
ファクタリングは、原則無担保・無保証です。
担保・保証の影響はゼロと考えてください。
担保・保証があることでファクタリングの審査に通りやすくなったり、条件が良くなったりすることはありません。
担保・保証とは関係なく、売掛先が良ければ審査に通り、売掛先が悪ければ審査に落ちる(または条件が悪化する)のがファクタリングの審査です。
このメリットも、売掛先を基準に審査するためです。
そもそもファクタリングは、法的に債権譲渡であり、融資(法的に消費貸借)とは根本的に異なります。
なんといっても、ファクタリングには返済義務がありません。
返済義務がない以上、担保・保証で返済不能に備えるという考え方が成り立たないのです。
利用会社が担保・保証を持っていても、担保・保証付きでファクタリングした時点で、それは「実質的な貸付け」とみなされ、様々な規制が適用されます。
それよりも、無担保・無保証でファクタリングし、売掛先からしっかり回収することをファクタリング会社は考えます。
売掛先が良好であれば、無担保・無保証で何ら問題ないのがファクタリングです。
担保・保証が不足している会社は、ファクタリングで調達するのがよいでしょう。
また、担保・保証に余力がある会社も、あえてファクタリングを優先することで、担保・保証を温存できます。
売掛先基準だから業歴不問
ファクタリングは業歴を問わず利用できます。
これも、売掛先を審査するためです。
融資の場合、そうはいきません。
業歴が短い会社は融資審査に不利となります。
開業後間もない場合、銀行からの新規融資はほぼ不可能といってよいでしょう。
業歴が短いほど経営は不安定であり、返済力に問題があるものです。
ちょっとした原因によって経営が急変し、倒産に至ることも。
起業した会社の5年後生存率が14.8%という事実からも、その脆弱性がよくわかります。
銀行としては、危なくて貸せないというのが本音です。
その点、ファクタリングは業歴を問いません。
開業してから数年という会社でも、起業したばかり(創業1年未満)の会社でも資金を調達できます。
業歴がファクタリングの審査に影響することもありません。
利用会社の業歴は、ファクタリング会社にとって重要ではないのです。
利用会社の業歴が短くても、売掛先が良ければファクタリングの審査に通ります。
利用会社の業歴が長くても、売掛先が悪ければファクタリングの審査に落ちます。
利用会社はあくまでも売掛金の譲渡人にすぎず、利益の源泉はあくまでも売掛先です。
業歴のために融資を受けられない会社も、売掛先次第で簡単に資金を調達できます。
売掛先基準だから簡単・便利
資金調達方法を選ぶにあたり、利便性を重視する人も多いでしょう。
ファクタリングは、他の資金調達方法よりも圧倒的に利便性が高いです。
ファクタリングの利便性は、売掛先を審査することに由来します。
手元の書類だけで利用できる
利便性に大きく影響するのが提出書類。
銀行の融資審査は、多くの書類を求められます。
計画書などを求められることもあり、書類の準備だけでも一苦労です。
資金調達が必要なタイミングですぐに申し込み、審査をうけることは不可能といってよいでしょう。
その他の資金調達方法も、書類提出がひとつのハードルといえます。
ファクタリングは、必要書類が非常に簡単です。
ファクタリング会社によって必要書類は異なるものの、大抵は手元の書類だけで利用できます。
基本書類は、入金確認書類・決算書・請求書・売掛先との売買契約書。
これらは、売掛先の審査に必要な書類です。
すでに述べた通り、ファクタリング会社は売掛先の実在や信用、支払サイト、属性などを審査します。
そのために、簡単な書類をいくつか提出するだけです。
利用会社の経営状況や返済力は審査せず、融資のように様々な書類を求められることはありません。
手元にある書類をそのまま提出すればよく、資金調達が必要なタイミングですぐに申し込み、資金を調達できます。
オンラインで調達できる
オンラインファクタリングの登場により、ファクタリングの利便性はさらに高まりました。
オンラインファクタリングは、手続きをオンラインで完結します。
日本全国どこからでも、ネット環境さえあれば簡単にファクタリングできるのです。
銀行融資の場合、オンライン完結では調達できません。
融資係と面談したり、営業所に訪問を受けたり、オフラインの審査も多いです。
ファクタリングの審査は売掛先を基準とするため、面談や訪問調査は一切不要です。
オンラインで申し込み、書類もオンラインで提出。
その書類によって売掛先を審査し、問題なければオンラインで契約、入金という流れです。
オンライン完結に何ら支障はありません。
売掛先基準だからこそ、オンライン完結が可能といえるでしょう。
売掛先だけを審査→最短即日で調達
ファクタリングの資金調達スピードは大きなメリットです。
緊急の資金調達にはファクタリングが最適といっても過言ではありません。
ファクタリングの圧倒的なスピードも、売掛先基準の審査によるものです。
銀行融資は、申し込んでから融資を実行するまで、早くて2週間、大抵は1ヶ月程度を要します。
最短即日融資を売りにしているビジネスローンも、実際に即日で調達できることは少なく、数営業日はかかるのが普通です。
これに対し、ファクタリングは最短即日で調達できます。
方式別の資金調達スピードは、以下を目安にしてください。
- 2社間ファクタリング:最短即日
- 3社間ファクタリング: 最短1週間程度
- オンラインファクタリング:最短数時間
3社間ファクタリングは、売掛先が関与するため調達にやや時間がかかります。
それでも融資よりスピーディに調達可能です。
2社間ファクタリングの場合、多くの業者が最短即日を基本としています。
ファクタリングの審査は売掛先が基準であり、融資よりもはるかに審査が簡単です。
利用歴やファクタリングの内容にもよりますが、売掛先に問題がなければ申し込みの当日中に資金を調達できます。
緊急の際には、オンラインファクタリングを選ぶとよいでしょう。
オンラインファクタリングは、審査にAIを活用しています。
AIは、売掛先を機械的に審査し、買い取りの可否と条件を即座に判断します。
それだけに、数時間で資金を調達できることも多いです。
売掛先次第で手数料が安くなる
最後のメリットは、調達コストの安さ。
ファクタリングは、手数料の高さがデメリットといわれます。
確かに、ファクタリングの手数料率を年利に換算すると、銀行融資よりも高い水準です。
しかし、純粋に調達コストとして考えた場合、ファクタリングはそれほど高くありません。
方式別に、ファクタリングの手数料率の目安は以下の通りです。
- 2社間ファクタリング:額面金額の10~30%
- 3社間ファクタリング:額面金額の1~10%
- オンラインファクタリング:額面金額の10%以下
これをみれば、手数料率の振れ幅が大きいことがわかります。
手数料率には様々な要素が影響しますが、一番大きいのは売掛先の信用です。
2社間ファクタリングを例にすると、信用が高い売掛先は10%付近でファクタリングできる可能性が高く、信用が低い売掛先は30%程度まで手数料率があがるということです。
売掛先がファクタリングに好意的であれば、3社間ファクタリングを利用でき、手数料率はぐっと下がります。
さらに売掛先の信用が高い場合、1ケタ台の手数料率でファクタリングすることも十分に可能です。
手数料率を抑えることで、ファクタリングの調達コストはビジネスローンよりもはるかに安くなります。
銀行融資とあまり変わらないレベルまで抑えることもできるのです。
ファクタリングの際には信用の高い売掛先を選び、コストを抑えましょう。
売掛先を審査するからこそ…ファクタリングの注意点
売掛先を審査する仕組みは、多くのメリットにつながる反面、デメリットになることもあります。
最後に、ファクタリングの注意点を解説します。
売掛先次第で審査に落ちる
ファクタリングは、利用会社の状況に関係なく、売掛先が良ければ審査に通ります。
これは、売掛先が悪ければ審査に落ちるということです。
利用会社の経営状況が悪く、売掛先が悪い場合には当然審査に落ちます。
利用会社の経営状況が良好で、売掛先が悪い場合も審査に落ちるのです。
ファクタリングの審査に落ちたとき、その売掛先は信用面に問題があったと考えられます。
支払い能力に疑いがある売掛先は、どのファクタリング会社も嫌うものです。
例えば、直近数ヶ月以内に支払いを遅延している売掛先は、ファクタリング会社Aに依頼しても、ファクタリング会社Bに依頼しても審査に落ちる可能性が高いです。
そのような売掛先は、利用会社としても取引を見直すべきでしょう。
いつまでも同じ条件で取引していると、近い将来、回収不能に陥るかもしれません。
一部を現金で支払ってもらう、与信限度額を引き下げる、支払サイトを短縮するなどの対策が効果的です。
ファクタリングは、審査結果に応じて売掛先の管理に活用することもできます。
売掛先の問題で審査に落ちても、心配は無用です。
売掛先が1社でない限り、複数の売掛先の売掛金を持っていることでしょう。
売掛先Aが審査に落ちたら、売掛先Bや売掛先Cの売掛金をファクタリングすればよいのです。
全ての売掛先が審査に落ちるということはないはず。
もし、売掛先が全て審査に落ちた、あるいは問題ないはずの売掛先が審査に通らないとすれば、売掛先の業種や請求内容(請求額や支払期日)などが、ファクタリング会社とミスマッチを起こしていると考えられます。
その場合、別のファクタリング会社に乗り換えればよいだけです。
売掛先の審査で条件が悪化することも
売掛先次第で条件が変わるのも、ファクタリングの審査の特徴です。
売掛先の審査結果が悪ければ、たとえ買い取り自体は可能でも、手数料が高くなります。
ファクタリングを活用できるかどうかは、手数料にかかっています。
手数料が高すぎる場合、ファクタリングのメリットを大きく損なうのです。
ファクタリングの手数料は、買取代金の入金時に額面金額から差し引く形で支払います。
これは、本来(支払期日を待つことで)得られたはずの代金が目減りすることを意味します。
利益率が低い会社が高い手数料を支払えば、手数料が利益を上回り、赤字になることも。
赤字は手元資金から補填しなければなりません。
つまり、手元資金の流出を招き、必ず資金繰りが悪化します。
いくら審査に通りやすくても、無担保・無保証・業歴不問といったメリットがあっても、資金繰りを悪化させてまで利用すべきではありません。
最短数時間、最短即日といったスピードで調達し、資金繰りのショートを防ぐことができても、同時に資金繰りが悪化すれば本末転倒です。
したがって、条件が良くなるように売掛先を選ぶ必要があります。
そのためには、ファクタリング会社を1社に決め打ちするのではなく、複数の優良ファクタリング会社をよく比較して選ぶことです。
相見積もりを取るのもよいでしょう。
その際には、ファクタリング0ナビで紹介する業者をいくつかピックアップし、相見積もりを取るのがおすすめです。
売掛先は関係ない?無審査?悪質業者に注意!
最後に、悪質業者に注意してください。
日本でファクタリングが普及し始めたのは最近のことで、法整備が不十分な状況です。
ファクタリング業に対する目立った規制もありません。
新規開業にあたり免許や登録は一切不要、さらに手数料の上限規制もないのです。
そのため、悪質業者が紛れ込みやすい環境となっています。
特に問題視されているのが、違法な貸金業者です。
ヤミ金などが、規制が厳しい貸金業を避け、あえてファクタリング業を装うケースが報告されています。
このことについては、金融庁も以下のように注意を喚起しています。
中小企業の経営者などを狙い、貸金業登録を受けていない者が、ファクタリングを装って、業として、貸付け(債権担保貸付け)を行っている事案が確認されています。
出典:出典:金融庁「ファクタリングに関する注意喚起」
貸金業登録を受けずに貸し付けるということは、ヤミ金にほかなりません。
実際の被害をみると、法外な手数料を請求したり、違法な取り立てを行ったりする例が目立ちます。
宣伝方法もヤミ金と似ています。
「無審査で即日入金」「ブラックの方もOK」「他社で審査に落ちても大丈夫」など、審査の緩さやスピード、条件の良さをアピールするものが多いです。
しかし、このような宣伝は全て嘘と考えてください。
ここまでの解説からもわかる通り、ファクタリング会社は必ず審査します。
売掛先の審査をせずに買い取れば、支払い能力が低い売掛先も簡単に審査に通ってしまいます。
それでは回収不能が頻発し、ファクタリング会社の経営は成り立ちません。
他社で審査に落ちても大丈夫、というフレーズにも注意が必要です。
売掛先に深刻な問題があれば、どのファクタリング会社でも審査に落ちます。
悪質業者の場合、そのような売掛先でも審査に通るのは、まともに審査していないからです。
もっといえば、売掛先を審査せずに悪質業者の経営が成り立つのは、法外な手数料を請求し、違法な取り立ても辞さないからだといえます。
悪質業者を選んだ時点で、ファクタリングの活用はあり得ません。
ファクタリング0ナビが推奨する業者は、全て正規のファクタリング会社です。
悪質業者を避けるためにも、自信をもっておすすめします。
まとめ:ファクタリングの審査は売掛先の選び方が重要
ファクタリングは、売掛先を基準に審査します。
売掛先の信用が高ければ、審査に通りやすく、手数料も安くなるのです。
調達コストを抑え、スムーズに調達するためにも、売掛先の選び方に気をつけましょう。
もちろん、売掛先の規模や業種、請求内容も審査に影響します。
したがって、ファクタリング会社の強みや特徴を把握し、それに適した売掛先を選ぶよう意識してください。
マッチングがうまくいけば、少々信用に問題がある売掛先でも審査に通ることがよくあります。
ファクタリング0ナビでは、ファクタリングの様々な情報を発信し、テーマ別におすすめのファクタリング会社をまとめています。
売掛先の選び方に迷った際には、ぜひ参考にしてみてください。
実際にファクタリングサービスの立ち上げに携わったメンバーも在籍。
実質の手数料や審査通過のリアルを徹底的に追求し、お客さまの資金調達をナビします。